外壁タイル工事

外壁タイル工事

無足場工法では難しいタイル工事も施工可能です

足場の無い状態では力が入らず、タイル工事などは難しいのでは?
と思われる方も少なくありません。
しかし私たちは長年積み重ねたロープアクセス技術により
ぶら下がった状態でも、電動ドリルや、サンダーなどの電動工具を使いこなし
作業時間は若干長くなる事もありますが、足場のある状況と全く変わらない施工が可能です。
タイル工事は張替えが基本ですが、
アンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法による下地浮きの補修も
ロープアクセスにて施工可能です。

タイル陶片浮きを、はつり・吸水調整剤塗布・タイル貼付

まずはタイルを接着していた外壁の仕上げモルタルからタイル陶片が浮いている箇所については、はつった後、モルタルの密着を高めるために吸水調整剤を塗布します。そしてタイル用モルタルで貼り付けます。

乾燥、目地入れ、拭き取り仕上げ

タイルを貼り付けたらマスキングテープなどで位置を固定します。次にモルタルが乾いたら目地を入れていきます。ゴムベラで綺麗に均すと写真のように仕上がります。

目地締め、清水拭き、仕上げ

最後の工程は、新しい目地からエフロが出てこない様に希塩酸で目地を締めます。その後水で流し、雑巾で綺麗に拭き上げれば完成です。現場の状況が許せば大量の希塩酸を一気に塗布し、ホースで水を流せば大幅に時短できますが、水を流せないような場所でもこのように拭き上げにより施工できます。

アンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法①

外壁の仕上げモルタルに浮きが生じた部分のはく落を防止する工法です。エポキシ樹脂系注入材とステンレスピンを併用して、躯体と仕上げモルタルの接着を行います。モルタル塗り替え工事と比較して、工期の短縮、工事費の節約になります。
①注入の為の穴を穿ちます。②穿孔後は、圧さく空気等で切粉等を除去する。③アンカーピン固定用エポキシ樹脂を挿入孔の最深部より徐々に充てんする。

アンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法②

④適切な長さのアンカーピン(ステンレスSUS304、呼び径4mm の丸棒で全ネジ切り加工)を気泡の巻込みに注意して挿入する。
⑤目地材を充填し、鏝で均せばほとんど注入孔は目立ちません。
⑥注入孔をすべて塞げば完了。

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